大麦网で中国のコンサートチケットを購入してみた。

 星野源POP VIRUS Tour in 上海のチケットを買いたい!

2019年8月30日星野源さんがワールドツアーを発表しました。上海・ニューヨーク・横浜・台湾の4か所です。ニューヨークのチケットは9月10日、横浜は9月12日に発売開始。合わせて海外についてはオフィシャルツアーの実施も同日発表になっていました。普段からツアー旅行よりも個人旅行が好きなので、出来ることなら自力で海外のライブに行きたいと思い台湾と上海のチケット発売情報の解禁を待っていました。9月12日になって台湾と上海のチケットについては販売の詳細が決定次第お知らせがあると発表されました。でも…「開催国外からの購入が難しい公演もございます」と注意書きがありました。その後9月20日に台湾のチケットの詳細情報が解禁。10月12日にネットで購入できるとのことでした。そして,10月9日に上海公演のチケット情報が解禁に。でもこの情報は中国の微博でしか発表されませんでした。おそらく開催国外からの購入が難しいのだろうと想像できました。年2~3回個人旅行で通うほどの上海が大好きなので、上海には絶対行きたいと思い、自力でチケット購入に挑戦しました!

私は中国が好きで、年に数度中国に行きます。現在,中国語を勉強中。片言ですがなんとかひとりで中国内を旅行できます。そんな私ですがここ2,3年は中国を旅行するのがとっても大変になっています。携帯決済が普及し現金を持っていても買い物ができなかったり,地下鉄の切符を買うことができないということがあり,外国人旅行者にとって旅行するのがとても難しい国になってきています。旅を快適にするために中国の携帯を契約したり携帯決済ができるようにしています。なので今回上海で開催されるコンサートのチケットも簡単に買えるのではないかと思っていました。そこで初めて中国に行くような人も購入できるか調べながら購入を試みました。

 大麦网でチケット購入を試みた。

チケットの購入は大麦网のみ。購入条件は一人4枚まで。実名登録が必要。チケットは配達(住所は修正しちゃダメ)のようです。実名登録が必要なので事前に会員登録をすることにします。アプリはiPhoneでAPPストアーでダウンロードができました。中国のアプリは日本でダウンロードできないものが多いので、ダウンロードできたのはいい予兆です。APPをダウンロード後アカウントを作成します。この時中国の携帯が必要でした。中国大陸・香港・マカオ・台湾の携帯がないと承認されない仕組みです。これでは外国人は登録できないのでPCのHPで英語のサイトを探しました。

中国語のサイトの右上に英語サイトに変更できるようになっています。ここでアカウントを作成しようとしましたが、やはり中国の携帯がないとできません。英語のサイトではメールアドレスで外国人が登録できるとネットの記事を見たのですが、いろいろ試しましたが先に進みません。仕方ないので中国の携帯番号で登録します。携帯番号を入力すると中国の携帯にショートメールで承認番号が送られてくるのでそれを入力し、6文字以上のパスワードを設定するだけでした。その後アカウント登録を進めるとメールアドレスを登録することができました。中国の携帯は失効してしまう恐れがあるので念のためメールアドレスの登録もしておきました。

でも、肝心の実名登録ができません。中国の身分証しか登録できないのです。英語のサイトならパスポートで登録できるのではないかと思い試みましたが、やはりだめ。また、チケットも宅配しかなくて中国の住所がないのでここでも躓きます。外国人でもきっと購入できると信じていたので、メールで問い合わせをすることにしました。上海支店の問い合わせ先を探しましたが、上海支店はメールアドレスがなく電話番号しか掲載されていません。最終的には英語サイトの右上にあるアドレスにメールしました。「日本人だけど、どうやったら購入できるの?」ときいてみました。

翌日に回答がきました。

「なんのコンサートに行きたいの?もしも星野源さんのだったら申し訳ないけど英語のサイトはありません。中国の携帯で登録した中国語のサイトで買うか中国人の友達に助けてもらって」とのことでした。こちらから言ってないのに星野源さんかと聞かれてびっくり!多分問い合わせが多いのだろうなぁ~と想像できます。みなさん凄いです。すぐに「中国の携帯持っているのでアカウントは作れたけど、実名登録ができない。パスポートでできませんか?」と再度問い合わせました。あと問い合わせを探している途中で「上门自取」という支店の一覧をみつけたので、各地の支店で受け取れるかもと思い「配達じゃなくて上海の支店にとりに行くか、もしくはホテルにお届けしてもらえますか?」と聞いてみました。

「申し訳ありませんがパスポートで実名登録できるかはっきりとわかりません。もしもパスポートで登録できたら、届け先は大麦の事務所の住所で登録できます。購入後に予約番号をお知らせしてくれたら、こちらで事務所で受け取りかホテルに変更します。」と回答がきました。

パスポートで登録できるかわからないとのことで、ほぼ無理だとあきらめていました。でもチケット発売当日にあきらめきれなくてダメ元でサイトにアクセスしてみました。チケットはつかめました。届け先は英語ではうまく入力できませんでしたが中国語で入力できました。そして実名登録はアカウント登録にはなかったのに購入画面ではパスポートが選択できました。ここまでくると携帯番号さえなんとか用意できれば外国人も購入できそうだと思ったのですが、最後に難関が。決済はwechatか支付宝しかありません。これは外国人はほとんど持っていない決済方法です。私は支付宝のアカウントを持っていたので決済できました。口座にはぎりぎりのお金しかなく購入できてラッキーとしかいいようがありませんでした。購入後再度メールで「買えたので上海支店で受け取りに変更してください」とお願いしました。「変更しました。送料を返金しました。身分証と予約番号もしくは携帯番号を持参して取りに来てください」と返事がきました。支付宝をチェックすると送料の10元が戻ってきていました。メールでの私の問い合わせは間違いだらけの中国語でしたが、こちらの意図を理解してくれて、すぐに返事をくれて対応も早かったです。

 外国人が中国のコンサートチケット購入する方法

自力で購入するなら中国の携帯番号とwechatか支付宝を使えるようにしておく必要があります。日本にいながら,中国大陸・香港・台湾・マカオの通話できるシムカードは通販で購入できるかもしれませんが、電子決済(wechatか支付宝)の登録は難しいです。基本的に中国の銀行口座と紐づけないと使用できないので、まず無理だと思います。wechatはクレジットカードで登録できるとよく聞くのですが、タイミングで使えなかったりするようです。たとえ中国に行ってなんとかしようとしても,2017年ごろまでは旅行者でも中国の銀行口座を開くことができましたが今はほぼできないようです。よほど中国好きの人でないと自力でチケットを購入することは無理なようです。

唯一の方法はやはり中国に住んでいる友達に代わりに買ってもらうしかないと思います。チケットの受け取りは中国の住所が必要ですし、事務所にとりに行くにしても購入者のIDが必要。ホテルも実名登録があるので代わりに買ってもらうだけでなく受け取りもしてもらえないとだめです。なので「中国に住んでいる友人(日本人でもOK)」にお願いするしかありません。チケット代行購入のサイトや転売サイトもありますが、詐欺サイトもあるので利用するのはリスクがあります。日本在住の中国人の友人に買ってもらって、チケットの受け取りを友人の上海の家族にしてもらうのもありだと思います。せめて電子チケットにしてくれればもう少しバーが低くなるのですが、中国でも転売が問題になっているようなので仕方ないのかもしれません。

外国人でも購入できるのではないかと思っていろいろと試みましたが、かなりハードルが高いことがわかりました。国境を越えていろいろな国の友人を作ることが近道なのかもしれません。

私が中国の銀行口座を開いて携帯決済をできるようにした記事はこちらにあります。よろしければご覧ください。

https://www.tabihana.blog/entry/2018/07/08/160000

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